所定外給与20.7%増
投稿日時: 2021-07-12 (445 ヒット)
厚生労働省は、毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)で、5月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比1.9%増の27万3,777円だったと発表した。3か月連続で前年同月を上回った。このうち残業代など所定外給与は1万7,486円で、同20.7%増となった。
春闘賃上げ率1.78%
投稿日時: 2021-07-12 (331 ヒット)
連合は、今年の春闘の賃上げ率の最終集計結果(回答数4,772組合)を発表した。ベースアップと定期昇給を合わせた平均賃上げ率は1.78%で、前年比0.12ポイントの減。2年連続で2%を下回った。平均賃上げ額は326円減の5,180円だった。
雇調金特例 9月も延長へ
投稿日時: 2021-07-12 (378 ヒット)
厚生労働省は、8月末で期限を迎える新型コロナウイルス感染拡大に伴う雇用調整助成金の特例措置について、9月末まで延長することを発表した。10月以降の扱いは8月中にも判断する。
国民年金保険料の納付状況発表
投稿日時: 2021-07-05 (383 ヒット)
厚労省が発表した2020年度の国民年金保険料の納付状況によると、納付率は71.5%と前年度から2.2ポイント増え、9年連続で上昇している。一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、収入が減ったことにより保険料を全額免除・猶予された人が609万人いて過去最多となった。
厚生年金加入者約4,500万人に増加
投稿日時: 2021-07-05 (368 ヒット)
会社員らが対象の厚生年金の加入者が、2020年度末に約4,500万人近くに増えたことが、厚労省の発表によりわかった。短時間労働者への適用拡大が広がり、前年度から約10万人増えた。現在は、従業員501人以上の企業に加入義務があり、今後は2022年10月に101人以上、2024年10月に51人以上の企業へと段階的に適用が広がる。
失業率が2か月連続で悪化、求人倍率は横ばい
投稿日時: 2021-07-05 (368 ヒット)
総務省の発表によると、5月の完全失業率(季節調整値)は3.0%(前月比0.2ポイント上昇)となり、2か月連続で悪化した。また、厚生労働省の発表によると、5月の求人倍率(季節調整値は1.09倍で先月と同じとなった。新規求人数(原数値)は、前年同月比7.7%と増加したが、2019年5月の新型コロナ前と比べると26.9%減少している。
「過労死ライン」柔軟適用へ
投稿日時: 2021-06-28 (540 ヒット)
22日、厚生労働省の脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会は、労災認定の評価法を見直す報告書案を示した。月80時間の「過労死ライン」未満でも、それに近い残業や労働時間以外の負荷要因があれば業務と発症との関連性が強いと判断するとしている。労働基準監督署が基準を硬直的に適用する例があり、弁護士の団体などが見直しを求めていた。一方、月80時間の基準自体は、引き続き妥当と記している。
最低賃金引上げに向けた議論開始
投稿日時: 2021-06-28 (370 ヒット)
最低賃金の引上げに向けた議論が、厚労相の諮問機関である中央最低賃金審議会で始まった。昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、引上げ幅が0.1%に留まった。経営が厳しい経営者側は引上げ凍結を主張する一方で、労働者側は大幅な上昇を訴えている。7月中旬にも引上げ額の目安が出される予定だが、今年度はどの程度引き上げられるのかが注目される。
精神疾患の労災が最多に
投稿日時: 2021-06-28 (508 ヒット)
厚生労働省の発表によると、2020年度の精神疾患による労災認定事例が608件(2019年度比99件増)となり、1983年の調査開始以来、最高となったことがわかった。最も多い原因はパワハラ。一方で、脳・心臓の疾患による労災認定件数は194件(申請数は784件で前年度比1,522件減)、労災認定率は29.2%で過去最低となった。コロナ禍で長時間労働が減ったことが一因とみられる。
雇用調整助成金特例措置延長へ
投稿日時: 2021-06-21 (380 ヒット)
厚生労働省は、7月末までの期限としていた新型コロナウイルス感染拡大に伴う雇用調整助成金の特例措置を8月も延長する。措置内容に変更はなく、同じ措置を続ける。9月以降の扱いについては7月中にも判断するとしている。