介護休業の分割取得を可能に 厚労省研究会提言
投稿日時: 2015-07-21 (1291 ヒット)
厚生労働省の専門研究会が、短期間の介護休業を分割して複数回取得できるようにする提言などを盛り込んだ報告書の素案をまとめた。今年8月をめどに最終報告を示し、早ければ来年度の通常国会に育児・介護休業法改正案を提出する考え。
年金情報流出問題 誤回答の対象が全都道府県に
投稿日時: 2015-07-13 (1329 ヒット)
日本年金機構による個人情報流出問題に関して、情報が流出しているにもかかわらず「流出していない」と同機構から誤った回答を受けた対象者が47都道府県すべてにいることがわかった。誤った説明を受けた人数は全国で2,449人おり、都道府県別では、東京(251人)、大阪(250人)、神奈川(161人)、兵庫(144人)、愛知(132人)の順に多かった。
派遣法改正案が参院本会議で審議入り
投稿日時: 2015-07-13 (1551 ヒット)
労働者派遣法改正案が参院本会議で審議入りした。施行日が「9月1日」となっていることから、政府・与党は8月上旬の成立を目指しているが、下旬にずれ込んだ場合は施行日変更の法案修正が必要になるとの懸念も指摘されている。同改正案では、同じ会社で期限なく働くことのできた専門26業務の区分をなくし、派遣社員が同じ職場で働ける期間を3年までにする一方、企業は人を変えれば同じ職場でずっと派遣を受け入れることができる。
トヨタが配偶者手当を廃止へ
投稿日時: 2015-07-13 (1394 ヒット)
トヨタ自動車の労使が「家族手当」を大幅に見直すことで大筋合意したことがわかった。月額約2万円の専業主婦(夫)らの分を廃止する一方、子どもの分をおおむね4倍に増額。これにより子どもが2人以上いる社員は手当が増えるが、妻が専業主婦などで子がいない場合は減る。全体の支払額は変わらない見通し。女性に就労を促して子育ても支援する国の政策に対応する形。
「高齢者世帯数」が「子どもを持つ世帯数」を上回る
投稿日時: 2015-07-06 (1510 ヒット)
厚生労働省が「国民生活基礎調査」の結果を発表し、2014年6月時点で高齢者世帯の数が子どもを持つ世帯を初めて上回ったことがわかった。「高齢者世帯」は65歳以上のみか、これに18歳未満の未婚者が加わった世帯で、「子どもを持つ世帯」は18歳未満の未婚の子どもを1人以上持つ世帯(一部は重複)。前者は前年より60万世帯増加して1,221万4,000世帯となり全世帯の24.2%、後者は67万4,000世帯減少して1,141万1,000世帯となり全世帯の22.6%だった。
確定給付年金の掛金積立「前倒し可能」を検討
投稿日時: 2015-07-06 (1324 ヒット)
厚生労働省は、現在、単年度の所要額しか拠出できない確定給付年金の掛金について、前もって積むことができるよう規制を緩和する検討に入った。景気悪化時の積立不足発生による穴埋め負担を理由に同制度をやめる企業が増えていることを受けたもの。掛金は損金扱いで非課税となることから、税逃れのために剰余金を積立に回すことがないよう5割を上限に前倒しの掛金額を調整する方向。
国年保険料納付率 3年連続上昇で63.1%に
投稿日時: 2015-07-06 (1406 ヒット)
国民年金保険料の納付率(被保険者が納めるべき保険料のうち実際に納付された割合)が、2014年度に63.1%(前年度比2.2ポイント増)となり、3年連続で上昇したことが厚生労働省の発表でわかった。免除・猶予になっている人を対象に含めた実質的な納付率は40.6%で、昨年から小幅改善にとどまった。
協会けんぽのパソコンもウイルス感染の疑い
投稿日時: 2015-06-22 (1326 ヒット)
全国健康保険協会(協会けんぽ)の職員の端末(本部1台。支部3台)が外部との不審な通信を行い、ウイルスに感染した可能性があることが明らかになった。同協会では、個人情報を含む情報の漏えいは確認されていないものの、すべてのインターネットとの接続を遮断して事実関係の詳細を確認するとしている。
「不当解雇の金銭解決制度」導入を検討へ 規制改革答申
投稿日時: 2015-06-22 (1328 ヒット)
内閣府の規制改革会議が「規制改革に関する第3次答申」を公表し、裁判で不当解雇と認められた場合に労働者が申し出れば金銭補償で解決できる制度について、有識者会議を新設して年内にも導入検討を始める方針であることがわかった。解雇をめぐる紛争を早期に解決する狙いがある。
個別労働紛争解決制度の相談「パワハラ」が最多
投稿日時: 2015-06-22 (1433 ヒット)
厚生労働省が「平成26年度個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表し、総合労働相談で最も多かったのはパワハラに相当する「いじめ・嫌がらせ」(6万2,191件)で、3年連続で最多となったことがわかった。以下、「解雇」(3万8,966件)、「自己都合退職」(3万4,626件)、「労働条件の引下げ」(2万8,015件)と続いた。